退去時確認の立ち会いでした

昨日、退去時確認の立ち会いのため、旧宅へ行ってきました。これが旧宅に入る最後です。


家族は掃除をしに行った時が最後だと各自思っているようだし、いろいろと文句を言いつつも、新居での生活に慣れてきたこともあって、旧宅のことを気にする人はいませんでした。


私はこの時を迎えること、ちょっと気が重かったです。この時が来なければいいのに…とか思っていたし、他の人が行ってくれればいいのに…とさえ、思っていたりしました。


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駅前から乗り慣れたバスに乗って、旧宅のすぐそばにあるバス停で降りて、玄関のドアを開けるまでは、寂しかったり、とても緊張したりもしたけれど、ドアを開けた途端、気持ちが全く変わりました。そこはもうわが家とは感じなかったからです。


やっぱり家具や物とかが何もなくて、人が住んでいる気配もないと、わが家ではないですね…。



約束の時間になったら管理会社の人と、工務店っぽい人が、2人でやってきました。2人がかりでかなり細かく調べるので、凄く恐かったです。そして暑くて暑くて、汗ダラダラでした😱


鉄線入りの窓ガラスの数枚に、ひびが入っていたけれど、それは全部大家さんが持ってくれるそうです。ボロボロになっている箇所が他にも多々あるし、敷金を超えるんじゃないかと思っていましたが、ギリギリ敷金内で済みそうな感じでした。


管理会社の人から、ふいに「20年間も住んでいただいて、ありがとうございました。」と言われて、その時は思わず涙ぐんでしまいました💧一瞬にして、20年間のいろいろなことを思い出しました。でも、ここはもう私たちの家ではないな❗と、やっぱり思いました。


帰り道は、行きよりも軽い足取りでした。


旧宅よりもいい家に引っ越したり、明るい展望のある引っ越しならば、そんなに気にすることじゃないのかもしれないけど、今回の引っ越しは何もかも微妙で、明るい展望があるとはいえない上に、20年住んだ家だったので、最後にどう思うものか、自分でもよくわからなかったんです。


結局のところ、ちょっと狭かろうが、アレルギーが多少きつく出ようが、家族で暮らしているのがわが家なんだな~と再認識することができました。



今回の引越話はこれでほぼ終了。

これからは日常の話になると思います😊


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旧宅から撮った、旧宅から見た最後の空。

 


娘から「ママ、晴れてよかったね!」と言われました。その後に続いた言葉からすると、やっぱり引っ越したくなかったんだなと思いました。