こんなでいいの?!

キャンディーズのスーちゃんが亡くなりました。

乳がんの多臓器転移でした。

初発から18年と聞き

乳がん経験者は少なからず動揺した人が

多かったんじゃないかと思います。


18年、再発や転移の心配があるのか・・・とか

あの治療を18年間も繰り返すのか・・・とか

人によっていろいろだと思うのですが

ただ治療の甲斐はあったといえる

のではないかな~と私は思いました。

治療しなければもう16,7年前に

亡くなっていたかもしれない。


私は今年の6月で

乳がん発見・治療から6年目を迎えますが

いまのところ再発や転移もなく

治療も半年経過以降、一切何もしていない。


そして何より私は

乳がんの切除手術もしてないし

放射線治療もしていない。

ホルモン治療もしてないし

リンパの転移もしていたのに

切除手術をこれもしてない。

でもがんのタイプはかなりの悪性。


治療は最低限=ダメージ少なめ。

治療は最低限=再発・転移率高め

だけど私は生きてる。

なんて幸運!?とも思うけど

転移したら今度は死ぬな~とは思っている。


上の子の小学校卒業が見れるかどうか

と思っていたのが

まん中の子の小学校卒業も見られた上に

下の子の小学校卒業も見られそうだし

心配だった上の子の高校受験のことも

ごく普通にやれている。


がんになると誰しもが死を意識して

自分の人生を振り返り

日々を大事に思うものなんだけれど

ここのところそんなことすっかり忘れて

全く元の生活に戻っちゃってるな~と

地震やスーちゃんの死を通し思った。


いや、本当はそれ以前にも

気がついてはいたんだけど

ダラダラの道を選んでしまっていたのかも・・・。


基本的には私は本当に超がつく程の暇人で

昨今のお母さん方は子供が小学校に

入学したのを機に働き出すというのに

私はバイトやパートにも出ていないし

暇で暇でダラダラとしている。

家事も特に一生懸命やっていない。


あまりに暇なので

1人用テントと食料を背負い

東北へボランティアに行こうか?!

とも考えたけれど

自分の子供や犬を放っていくのもな~

と、思いとどまった。


小学生の頃から高いお金を払ってもらい

毎日のように塾に通い、勉強していたのは

いったい何のためだったのかな?

(それががん闘病には役だったのだけれど)


がんになって一応完治したのは

私にとってなんだったのかな?


障害児を3人も抱えたのは

なんだったのかな?


ダンナは体調が悪かった時も働き

どう考えても上の人が変な人だった時も働き

寝言でも仕事のことを言うくらいの状態で

そして努力もしていると思うけど

その職種の中で十分に力を発揮している。


それを日々見ていると

私は資格を何も持っていないし

職務経験は超微妙だし

パソコンも全然大したことできないし

そもそもいったい何が得意なんだ?!?!

なんて初歩的なことを考えてしまう。


今となっては体力や腕力に自信はない。


これじゃ~ダメおばちゃんじゃん!!


それでも40才も越えて

経験的にはいろいろしてきたし

おそらく他の人があまり経験しないことも

多少してきた気はする。

何かやれることはないかな?と考えている。


ま~家計が相当きつくて

来年度はきついどころじゃないはずなので

四の五の言わず働けよ!ってやつ

なのかもしれないけどね(笑)


とにかくこんな日々はダメなんじゃない?

ってことをまた思い始めました。

体調がいいってことかな??

昨晩から鼻水地獄だけどね~w


ま~悲観的ではないですよ、ちっとも。


しかし、医者や看護士、大工さん

自衛官や、消防士、警察官っていうのは

本当に人の役に立つ仕事なだね~

と、今さらながら思う40代なのであった。

看護士目指せば良かったかな?