睡眠と脳の関係

ほぼ日睡眠論の企画の1つ

「ねむりと記憶。」を読みました。

糸井重里さんと池谷裕二さんの対談です。


その内容にとてもうなずけたので

ここに書いておくことにしました。


そもそも人体や脳に興味はあったけれど

子どもたちに障害があるのがわかり

それも脳に関係があるとなった時に

一層興味がわいてきました。


それにうちのダンナをはじめとして

子どもたちも寝言や寝ぼけが凄いので

睡眠にも興味がでてきたところでした。


大病院へ行って脳の検査をしても

脳のことははっきりしていない点が

凄く多いんです。

だから今でもなお、東大の池谷さんは

脳を研究している訳ですよね。


人間の睡眠が深い時には

今までは体全体が休んでいる

という考えだったそうですが

本当は違うのだそうです。

海馬は起きている時よりも

かなりフル回転しているのだそうです。


その時に記憶が刻み込まれる

・・・ということらしい。


しかも次のようなテストをした場合

1.)テストの内容を見せて、8時間勉強。

 その後に寝て起きてから、テストする。

2.)テストの内容を見せて、8時間寝る。

 そして起きて、テストする。

3.)テストの内容を見せて、寝ずに8時間

 勉強をして、そのままテストする。


2.が1番点数が高かったらしい。


それには私にも思い当たる経験があります。


私が小学2年生の時に

九九を覚えるのに苦戦して

教育ばあちゃんだった祖母に

やる気がないからだ!とかどうとか

けちょんけちょんに言われました。


九九の表を枕元に置き

真っ暗な気分で寝たところ

翌日の算数の時間になってみると

なんと九九がスラスラ言えるんです!

これには自分でびっくりでした。


思えばその後、因数分解か何かも

翌日になったら妙に解けるように

なっていたことがありました。


それは浅い睡眠の時の

起きていた時とも違う妙なおさらいと

深い睡眠の時の脳神経の働きにより

翌日にはしっかり身について

いるということもあるのだそうです。


長年の不思議から解放されました!