コーダ あいのうた

とうとう飛び出してしまいました!何を?って、自宅をです。ダンナがモラハラ系なんですよ。昭和男子というか、男尊女卑というか…。本人はどこまで自覚してるかわからないけども。

 

とても同じ部屋で寝る気にもならず、寝ないで始発の時間を待って、家を出ました。まぁ開いてる店は何かしらありますね。便利。

 

出てきたのはいいけど何をする?

 

よく考えたい。でも今回ばかりは、本当にもう一緒には暮らせないかも…と、いつも以上に思えたので、考える前に、見たかった映画が9時台からやっていたので、考えるのはまずそれを見てから~ということに。

 

「コーダ あいのうた」です。

 

あまり内容を知らずに見ましたが、途中から今までに経験したことがないくらい、泣きました。嗚咽を抑えるのが大変でした。

 

この年齢になると、子どもの立場も親の立場や思いもわかるから、どちらの目線でも見られます。この作品は聴覚障害の話だけど、障害がじゃなくても、親族から過度に期待されたり、妙な役割を負わされたりしている人は、この映画を見て、思うところがあるんじないかな~と思いました。

 

私がそうなんです。

 

ちゃんと周りが見えて、自分のことよりも娘のことを考えられるお父さん、そしてお兄さんがいて、本当によかった!と、嬉し泣きもしました。私も祖父がいてくれたから、なんとかなったんです。

 

私もあの頃、歌うことが毎日の楽しみであり、心の支えでした。音大に行くか迷いましたしねぇ…。だからなおさら感情移入したのかもしれません。主人公がうたっているところを見たら、自分の若い頃を思い出しました。

 

 

V先生が、どうしても宮本亜門さんに見えて、最後の最後まで私の中では亜門さんでした(笑)V先生がいてくれたから、道が開けたことに間違いない。人間の人生はよくも悪くも、1人の人間と出会っただけで、大きく変わるものなんですよね、本当に。

 

そんなV先生なのに、映画のパンフレットには、写真がチラッと載っているだけ。え、なんでよ?!ちょっとびっくり。

 

主人公の両親は仲がいい。それがある意味、救いなのかな。私の親は離婚してるし、育ての親である祖父母は、仲が悪かった。祖母が一方的に、祖父を嫌っていた感じでしたが。

 

仲はいいに越したことないですね。それだけで平穏です。(映画の中では平穏じゃなかったけどw)

 

私も夫婦仲良くしたかったけど、ちっとも…でした。修正はもう無理かもなぁ…と、今朝からずっと思っています。ダンナの頭の中には仕事のことしかなくて、数年前から私とは目が合うことも稀。私はそういうのがダメなタイプなので、本当に辛い。

 

先々、私が作ったご飯を、2人で食べることもないっていうのも、今度ばかりはもう無理かも~と思う要因の1つだと思う。

 

子育ては終わっているし、私が作ったご飯は食べないし、一緒に何かすることもほとんどないし、もう卒婚か、離婚か~かもしれません。

 

 

コーダ あいのうたの主人公たちの若さは、何もかもこれから!って感じで、本当眩しくて、羨ましかった。50代でこんな感覚になるとは、思っていなかったなぁ。60代以降のことかと思ってました。


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映画を見る前はかなり曇っていたのに、見終わって出てきたら青空でした。よく考えようっと。